お家の物語を大切にする

平岡工務店 平岡工務店

お家の物語を大切にする

平岡工務店

くらしから考えるリフォーム

リフォームの現場から

「ぴたり」 Fj様/天理市

三月になったというのに、最高気温が一桁だったこの日。
Fj様のお宅には朝から塗装屋さん、内装屋さん、電気屋さんなどさまざまな職人さん方が集まっていました。

私がお邪魔すると、キッチンの床には既に一面に糊が塗られていました。これから一枚ずつフロアタイルが貼られていくようです。
紙を貼るように上から手で押さえつけるだけなのかと思いきや、職人さんのそばにはローラーらしき道具が。
タイルを置いてすぐに、ゴロゴロとローラーを転がします。
すると、僅かに開いていたタイルとタイルの隙間が綺麗に埋まりました。

また、カクカクと折れ曲がったキッチンカウンターの角に合わせて、タイルを削る作業も見られました。
角度を測り、カッターで形を整え、ひと息に貼ります。
最初からこの角に合わせて作られていたかのようなはまり方!
パズルのピースを埋めるような快感です。

一方、お隣では別の職人さんが造作のキッチンカウンターの天板を作る作業をしていました。
一枚の大きな木の板を少しずつ加工していきます。

電動ノコギリで指定の大きさになるように削り、断面をやすりで綺麗にし、角に切り込みを入れていくという、地道だけれど僅かな歪みが出来上がりに大きな影響を与えてしまう作業。
職人さんもラジオの音など聞こえていなさそうな真剣な眼差しです。
角に切り込みを入れ終わり、天板をはめてみると、カウンターの端の板と凹凸がちょうど合わさりました。

側から見ていると手際が良すぎて簡単そうに見えてしまいますが、長い時間と経験を重ねて技術を培ったプロだからこそ為せる技。
その丁寧で美しい仕事には、いつも感嘆の息が出てしまいます。