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先日もお届けした、美容院のリフォームの続きから。
今回は床の張り替えの様子をお届けします。

月日の流れを感じさせる味のある床板は全て無垢材。
無垢材の特徴は、傷ついたり汚れてきたりしても、表面を削ればまた美しい断面が現れるところです。
そのため、完全に交換した方が良い部分だけを新しい無垢材に変え、残りは表面を削り、全面的に塗装することになりました。


一部の床板を剥がし、真新しい無垢材をはめていきます。
無垢材をよく見ると、側面に凹凸がありました。
糊をつけるだけでなく、この凹凸をはめることでより頑丈な床に仕上がります。
そのため、単に糊付けした床材を置いて上から押さえつけるのではなく、接する部分を噛み合わせたり、ハンマーでスライドさせるように押し込んだりしていました。



黙々と床板を貼っていく職人さんですが、よく見ると規則性があります。
端から順に真ん中へ、一列ずつ、新参の無垢材がはめ込まれていきます。
「職人さんは最初っから頭の中に完成形があるねん」
コンセントの交換を終えた電気屋さんが話してくれました。

スライドができない一番最後だけは、端の凹凸を切り落とした床材を糊付けして押し込み、糊を密着させるために仮止め用の釘で固定させます。
最初からそうであったかのようにぴったりです。


何気なく作業をしているように見える職人さんですが、常に先を見据えながら作業されています。
美しい仕上がりにするためには、将棋のように二手も三手も先を考えることが実は欠かせないんです。